Ⅰ 活動内容 　

１.無料または低価格での食事提供

• 提供頻度: 週2回（毎週水曜日と土曜日）
• 提供時間: 午後5時～7時 
• 対象条件:
  • 無料: 経済的困難を抱える家庭（要事前登録と簡易審査）
  • 低価格（1食100円～300円）: 地域の子どもたち全般（登録不要）
• メニュー:地域産の新鮮な食材を使用した栄養バランスの取れた食事（例: 野菜たっぷりのカレーライス、旬の食材を活かした煮物、栄養豊富なスープなど）

2.学習サポートの実施　

• 内容: 食事提供後、学習支援ボランティアが子どもたちの宿題や勉強をサポートします。
• 対象: 小学生～中学生（主に支援を必要とする子どもたち）
• サポート時間: 午後7時～8時
• ボランティア: 地域住民や大学生、教育経験者が中心となり、子どもたちに個別またはグループ形式で指導を行います。

3.地域コミュニティとの連携

• 提携先: 地元農家や食品関連企業、地域の自治体
• 活動内容:
  • 提携企業や農家からの未利用食材（規格外品など）を活用し、食品廃棄物の削減を目指します。
  • 地域イベントへの積極的な参加や共同開催を通じ、コミュニティ全体での支援体制を構築します。

Ⅱ 対象者

• 年齢層: 主に小学生～中学生（6歳～15歳）
• 優先対象:
  • 経済的困難を抱える家庭の子どもたち。
  • 一人で食事を取ることが多い、孤食状態の子どもたち。
• 登録方法: 利用希望者は事前に所定の申請書を提出し、簡易審査を経て登録いただきます。（審査基準や必要書類は公式HPで公開）

Ⅲ 期待する効果

１.子どもたちの栄養状態の改善

• 定期的な栄養豊富な食事の提供を通じ、子どもたちの健康を支援します。

２.安心して過ごせるコミュニティの形成

• 子どもたちが心穏やかに過ごせる安全な環境を提供し、社会的孤立の解消を目指します。

３.地域全体での支援意識の醸成

• 地域住民や企業、農家が連携することで、子どもたちを支える意識を地域全体に広げます。

Ⅳ 活動期間

• 期間: 通年（年間を通して活動を継続）
• 評価方法: 年度ごとに活動実績を振り返り、提供食数や利用者のアンケート結果を基に目標達成度を評価します。
• 報告: 活動成果は季刊の活動報告書でサポーターに公開します。

Ⅴ 支援金（プロジェクト報酬）の用途

サポーターの皆さまからいただいたご支援は、以下の用途に充てさせていただきます。

１.食材の調達費

• 地元農家や企業からの寄付品に加え、必要に応じて不足分の食材を購入します。
• 特に、新鮮な野菜や栄養価の高い食品の確保に利用します。

２.設備維持費および消耗品費

• 調理器具や食堂設備の維持管理、修繕費として使用します。
• 食事提供に必要な消耗品（食器、カトラリー、調味料など）の購入に充てます。

３.学習支援のための教材費

• 子どもたちに提供する教材や文房具（ノート、鉛筆、教科書補助資料など）の購入に使用します。
• ボランティアが使用する資料や道具の補充費用として活用します。

４．運営費

• 活動を運営するための基本経費（光熱費）を賄います。
• ボランティア保険料やトレーニング費用の補助としても使用します。

５．イベント費用

• 年1回の感謝イベントや、子どもたち向けの特別企画イベント（例: クリスマス会、夏祭りなど）の運営費として使用します。

６．広報および報告書作成費

• 活動内容を周知するためのチラシやポスターの制作費、ウェブサイトの運営費に充てます。
• サポーターに定期的にお届けする活動報告書の印刷費や配布費として活用します。

Ⅵ 将来価値向上への取り組み

本プロジェクトでは、トークンの価値を向上させるため、その進捗や成長に応じて以下の取り組みを進めていく予定です。

１.活動の地域展開と収益モデル

私たちは、この活動を各地域に広げ、「地域に根付くみらい子ども食堂」の実現を目指しています。活動拠点を増やすことで、より多くの子どもたちに支援を届けると同時に、収益化の仕組みを強化します。例えば、子どもたちが利用しない日中の時間帯を活用し、カフェや地域食堂として運営することで収益を得る計画です。この収益の一部をトークン保有者への還元に充てることで、プロジェクトの発展が支援者に直接的な利益をもたらす仕組みを実現していきたいと考えています。

２.トークンの利用価値の拡大

プロジェクトトークンは、以下のような用途での活用を検討しています。

• カフェや地域食堂での利用:

プロジェクト拠点で運営されるカフェや食堂において、トークンをクーポンとして利用可能にする仕組みを構築します。

• 地域イベントでの特典

地元イベントや感謝祭等において、特別割引や限定サービスの提供、さらにはトークン保有者だけが利用できる特典付きチケットなど、新たな付加価値を創出していきます。

３.サポーターへの運営参加権の付与

プロジェクトが成長する中で、サポーターの皆さまがトークンを通じて実際の運営や新拠点の開設に関与し、プロジェクトの方向性を共に形作る仕組みを構築します。この取り組みは、プロジェクト運営の民主化を進め、サポーターの思いをプロジェクトの発展に直接反映させるものです。

※具体的な取り組み例

１．投票権

トークン保有者に対し、プロジェクトの重要な意思決定（新規拠点の設立候補地、特典内容の変更、地域イベントの実施内容など）に関する投票権を付与します。サポーターの意見を基に運営方針を決定することで、プロジェクトを支援者と共に作り上げていきます。

２．新拠点開設の権利

一定数以上のトークンを保有するサポーターには、新たな「みらい子ども食堂」の拠点を開設する権利を付与します。トークン保有者が新規拠点を提案・設立する場合、本部が以下のサポートを全力でバックアップします。この仕組みにより、サポーターの思いを直接形にすると同時に、拠点の多角化や地域展開を加速させることを目指します。

３．提案型プロジェクト運営

トークン保有者専用プラットフォームを通じて、プロジェクトに対する新しいアイデアや改善提案を募集します。優れた提案については投票を行い、採用された場合には運営方針に反映される仕組みを導入します。

４．透明性の確保

サポーターに対して、プロジェクトの収支状況や新規拠点の進捗報告を定期的に共有します。これにより、支援者がプロジェクトの成長を実感しながら、信頼関係を深められる仕組みを整備します。

このように、トークンを通じてサポーターがプロジェクトの運営に積極的に参加できる仕組みを構築し、支援者と共に成長できるプロジェクトを目指します。

Ⅶ 注意事項

将来価値向上への取り組みに関する、内容については現時点での計画または将来展望をお示しするものであり、その実現を保証するものではありません。また、計画の進行状況や外部環境の変化により、記載された内容が実現しない場合があります。サポーターの皆さまにおかれましては、あらかじめこれらの点をご理解いただいた上でミントいただけますようお願い申し上げます。

活動の具体的な内容については年次活動報告書で詳細を公開する予定です。サポーターの皆さまが安心して支援いただけるよう、可能な限り詳細な情報を公開できるよう努めて参ります。

皆さまの温かいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

スタッフ一同