ご利用ガイド

このページは初めてご利用される方向けに、ご利用の流れと操作方法を解説しています。

関連リンク: よくある質問 用語集

ステップ1

1-1 共通ガイド

このセクションでは、サービス利用開始前に全ユーザーが行うべき必要な設定を説明しています。次に示す手順に従って登録を完了してください。※各種登録が未完了の場合、サービスや一部機能をご利用頂けません。

  1. 1.アカウント登録

    本サービスを利用するためには、専用のログインアカウントが必要です。

    専用のログインアカウントを新規に作成する場合は、メールアドレスとパスワードを用意してください。次に、登録フォームに必要情報を入力し、「アカウント作成」ボタンをクリックします。

    登録したメールアドレス宛に認証メールを送信します。メールに記載された認証URLをクリックし、認証プロセスを完了させてください。

    認証が完了すると、自動的にログインページに遷移します。「メールアドレスの認証に成功しました。ログインしてください。」というメッセージが表示されれば、アカウント登録は完了です。

    認証メールが届かない場合:迷惑メールフォルダを確認するか、メールアドレスの入力ミスがないかご確認ください。数分経ってもメールが届かない場合は、認証メールの再送信をお試しください。

    登録フォームのスクリーンショット
  2. 2.ウォレット接続

    本サービス内の各種お支払いならびに一部機能のご利用にはMetaMaskウォレットを接続していただく必要があります。以下の手順に従ってウォレット接続を行ってください。

    なお、ウォレット(Polygonネットワーク)の接続は、本サービスを利用する上で必要となります。

    1. MetaMaskのインストール
      1. MetaMaskをインストールしていない場合は、公式サイトから拡張機能またはアプリをインストールしてください。
      2. MetaMask公式サイト
    2. MetaMaskの設定
      1. インストール後、MetaMaskを開き、「開始」ボタンをクリックします。
      2. 「ウォレットの作成」を選択し、新しいパスワードを設定します。既存のウォレットを持っている場合は「ウォレットのインポート」を選択し、シークレットリカバリーフレーズを入力します。
      3. 必要に応じてシークレットリカバリーフレーズを適切な方法で安全に保管してください。
    3. Polygonネットワークの追加
      1. MetaMaskの画面右上のアカウントアイコンをクリックし、「設定」を選択します。
      2. 「ネットワーク」をクリックし、「ネットワークの追加」を選択します。
      3. ネットワークのリストからPolygon Mainnetの追加をクリックし承認に進みます。
      4. ネットワークを手動で追加する場合、以下の情報を入力して保存をクリックします。

        ネットワーク名:Polygon

        新しいRPC URL:https://polygon-rpc.com

        チェーンID:137

        通貨記号:POL

        ブロックエクスプローラーURL:https://polygonscan.com/

      5. 「ネットワークが追加されました!」が表示されれば、Polygonネットワークの追加は完了です。
    4. ウォレット接続
      1. サイトの右上(ヘッダー)にあるウォレット接続ボタンをクリックします。
      2. ウォレット接続1スクリーンショット
      3. MetaMaskのポップアップが表示され接続の確認を求められます。「確認」をクリックしてウォレットを接続してください。
      4. ウォレット接続2スクリーンショット
      5. 「ウォレットが正常に接続されました。」というメッセージが表示されたら、ウォレットの接続は完了です。もし接続ネットワークがPolygonでない場合は、続けてネットワーク切り替えのダイアログが表示されますので、ネットワークをPolygonに変更してください。
    5. ウォレットの確認
      1. 接続が成功すると、ウォレットアイコンがアドレス(省略表記)に変化します。
      2. ウォレットが正しく接続されているか確認するため、アドレスボタンをクリックしウォレットの詳細情報が正しく表示されていることを確認してください。
    6. 注意事項:

      • ウォレットを接続していない場合、本サービスの一部機能はご利用いただけません。
      • セキュリティ確保のため、ウォレットのシークレットリカバリーフレーズや秘密鍵を絶対に他者と共有しないでください。

ステップ2

2-1 発電者向けガイド

発電者は、系統連系している再生可能エネルギー発電設備の所有者です。当該発電設備を所有している方であれば、規模や用途(住宅用・産業用)を問わず、誰でも発電者として本プログラムに参加できます。

  1. 1.発電設備所有者登録

    本プログラムでは、再生可能エネルギーの発電量を申告し、審査の承認を受けるとエレメントが発行され発電者に付与されます。この発電量の申告にあたり発電設備所有者登録を事前に行う必要があります。

    発電設備所有者登録は、サービスアカウントに紐付けられ、一つのアカウントに対して一つの発電設備所有者情報を設定できます。登録後は、複数の発電設備をその所有者情報に紐付けることが可能です。

    登録を開始するには、まずヘッダーのユーザー名をクリックし、表示されるユーザーメニューから「発電設備所有者登録」を選択します。表示されたフォームに必要事項を入力し、確認後に登録ボタンを押してください。

    所有者登録1のスクリーンショット
    重要
    登録される発電設備所有者情報は、改正再生可能エネルギー特別措置法に基づくFIT/FIP制度での「事業計画認定」(旧設備認定)を受けた設置者名と一致する必要があります。認定を受けた設置者名と登録情報が不一致の場合、発電設備の登録はできませんので、申請書類等をご準備・ご確認の上、登録を進めてください。

    ※FIT/FIP制度の適用を受けていない発電設備(過去に適用を受けていた設備は除く)については再生可能エネルギー電子申請(資源エネルギー庁)により、設備IDを取得いただければ、本サービスのご利用が可能です。

    登録完了後はトップページへ遷移し、「発電設備所有者登録が完了しました」というメッセージが表示されます。これにより発電設備を登録する準備が整いました。次に、この登録をもとに発電設備を具体的に関連付けるプロセスである「発電設備登録」へと進みます。

  2. 2.発電設備登録(設備照会)

      ー登録にあたってー

      発電設備の登録は、発電者が所有する設備からの発電量を申告するために必要です。登録を進める前に、以下の2点の要件が満たされているかを事前に確認してください。

      1. 発電設備の登録には、事前に「発電設備所有者登録」を完了している事が必要です。まだ完了していない場合は、ステップ2-1-1を参照し、所有者登録を進めてください。
      2. 登録対象の発電設備は、エネルギー供給構造高度化法※1によって定められた発電設備である必要があります。また、「発電設備所有者情報」は、対象発電設備を設置する者※2と同一でなければなりません。

      ※1 エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律(エネルギー供給構造高度化法)においては、「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」と定義されており、政令において、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマスが定められています。

      ※2 改正再生可能エネルギー特別措置法に基づく、FIT・FIP制度における「事業計画認定」(旧設備認定)を受けた者または、非化石電源登録にて設備IDを取得した者


      ー登録の準備ー

      登録手続きを始める前に、以下の資料を準備しておくことが推奨されます。

      1. 「事業計画認定」関連書類(設備IDが確認できるもの)
      2. 送配電事業者や電力会社によって発行された売電明細や検針票(受電地点特定番号が確認できるもの)

      ー登録手順ー

      登録プロセスを開始するには、トップページの再生可能エネルギー発電者メニューセクションにある「新規発電設備登録」をクリックしてください。

      トップ属性別メニュー1のスクリーンショット

      次に、表示されるフォームに、必要な情報を関連資料を参照しながら正確に入力してください。全ての入力を確認した後、問題がなければ登録ボタンをクリックします。

      登録ボタンをクリックすると、発電設備の照会が行われます。この照会にはお時間がかかる場合がありますので、完了するまでしばらくお待ちください。照会データとの照合が成功すると自動的に登録プロセスに移行します。

      設備照会中2のスクリーンショット

      トップページに遷移し「発電設備の登録が完了しました」というメッセージが表示されれば登録は完了です。

      発電設備登録完了1のスクリーンショット

      ーヒントー(照会に失敗したら)

      入力された情報が、国に申請し登録された以下の登録情報と完全に一致している必要があります。半角全角の違い、丁番地のハイフン表記、法人格表記の違いも含めて、関連資料を参照し正確に情報を入力してください。不一致がある場合は登録できません。

      • 固定価格買取制度の適用を受けている発電設備の場合:事業計画認定(旧設備認定)の登録情報
      • 非制度発電設備の場合:非化石電源登録情報
  3. 3.発電量申告

      ー申告にあたってー

      発電量申告は各月の発電量の実績を報告するための機能です。申告が承認された際、発電者にはエレメントが付与されます。

      申告する発電量は、その運用または消費形態にかかわらず対象月に発電した全量が対象となります。(売電や自家消費等の区別はありません。)

      1. エレメントの発行
        1. エレメントは発電量が1000kWhに到達するごとに一つ付与されます。申告発電量1000kWhに満たない場合は、その量は翌月へ繰り越されます。(以後1000kwhに到達するまで同様に繰越し)
      2. 申告期限
        1. 申告は、対象発電設備が所在するエリアの送配電事業者が定めた検針基準日に従い、一月単位で行う必要があります。複数月分を一度にまとめて申告することはできません。
        2. 発電量申告は、その対象となる発電期間の開始日から起算して90日以内に申告しなければなりません。たとえば、発電期間が3月1日から3月31日までの発電量を申告する場合は、3月1日から数えて90日以内、つまり5月30日が申告期限となります。期限内に忘れずに申告をしましょう。
      3. 申告手数料
        1. 発電量の申告には、0.4円/kWhの申告手数料がかかります。この手数料は申告時に時価換算したPOLまたはWETH(暗号通貨)でお支払いいただく必要があります。
      4. 申告の準備
        1. 申告を開始する前に「新規発電設備登録」(2-1-2)が完了している必要があります。
        2. 申告時には、電力会社から発行された検針票や売電料金明細など、申告内容を証明する帳票の撮影画像やスクリーンショットのアップロードが必要です。以下をご確認の上、事前にご準備ください。
        3. 証明帳票の画像添付に際しては、画像が鮮明であること、また以下の項目が記載されているかを確認してください。いずれの項目一つでもかけると不承認となります。

        4. 契約者名
        5. 受電地点特定番号
        6. 発電期間
        7. 発電量
        8. なお、画像データは最大3つまで添付可能ですが、全ての画像が申告対象の発電実績に関するものであることが判別できる必要があります。例えば、表裏の画像を添付する場合、同一の帳票であることが分かるようにそれぞれの画像データに日付と特定番号(または他の識別コード、例: 請求番号や発行コード)が含まれている必要があります。これにより、添付された画像が同一の帳票であることが証明されます。


      ー申告手順ー

      • トップページの再生可能エネルギー発電者メニューセクションで「発電量申告」をクリックします。
      • 申告フォームが表示されたら、対象発電所を選択し、発電期間と発電量を提出する証明帳票の内容と相違がないように正確に入力します。入力した内容と証明帳票の内容に齟齬がある場合は、不承認の原因となりますのでご注意ください。
      • 発電量申告1のスクリーンショット
      • 提出する証明帳票(検針票等の画像データ)を選択します。
      • 入力内容と証明帳票の添付を確認し、問題がなければ「申告」ボタンをクリックします。
      • 発電量申告2のスクリーンショット
      • 申告内容の確認ページに遷移したら、申告内容に間違いがないか確認し、決済通貨をPOLまたはWETHから選択し、最後に「申告」ボタンをクリックします。
      • 発電量申告4のスクリーンショット
      • MetaMaskのポップアップが表示されたら、表示される決済額(ガス代含む)を確認し、「確認」ボタンを押して申告手数料の支払いを完了させます。
      • 発電量申告5のスクリーンショット
      • 決済が正常に完了すると「電力量の申告が完了しました。審査完了までしばらくお待ちください。」というメッセージが表示されます。これで申告は完了です。
      • 発電量申告3のスクリーンショット

      ー審査結果通知についてー

      • 審査結果は電子メールで通知されます。通常1~3日で完了しますが、内容によっては最大1週間程度かかる場合があります。
      • 承認後、付与されたエレメントはインベントリで確認可能です。獲得したエレメントは、次項の「エレメントの出品」で売却したり、ステップ2-2-3「プロジェクトトークンの取得(ミント)」で使用することができます。

      ー承認されなかったらー

      • 申告は、このセクションで規定される全要件を満たす必要があります。不承認の場合、発電量申告履歴の「ヒント」から審査結果の詳細を確認したうえで、原因を修正し再申告をお願いします。
  4. 4.エレメントの出品

    獲得したエレメントをマーケットプレイスに出品して、販売収益を得ることができます。(※成約時には販売価格の10%を取引手数料としてご負担いただきます。)

      ー出品の流れー

      • トップページの再生可能エネルギー発電者メニューから「エレメントの出品」ボタンをクリックし、エレメント・インベントリページにアクセスします。
      • リストから出品したいエレメントを選び、「出品」ボタンを押します。
      • エレメント出品1-1のスクリーンショット
      • 出品登録フォームが表示されたら、商品名と価格を入力します。(価格からは成約時に取引手数料が差し引かれます。)また、エレメントの特性やメッセージなどを商品説明に入力することで、購入者に対して商品を効果的にアピールすることができます。
        売上送金先アドレスの設定は、希望する対象アドレスの「ウォレット接続」が必要です。
      • エレメント出品1-2のスクリーンショット

        当マーケットプレイスでは、全てのユーザーが安全かつ快適に利用できる環境を提供することを目指しています。そのため、暴力的、差別的、性的、または誹謗中傷を含む不適切な表現の投稿、ならびに虚偽の情報や個人のプライバシーを侵害する内容は、利用規約に基づいて出品の取り下げやユーザー資格に影響を及ぼす対応が行われる場合があります。商品説明の入力にあたっては、これらのガイドラインに留意し、適切な内容を心掛けてください。

      • 全ての情報を入力した後、利用規約に同意するチェックボックスにチェックを入れ、「出品する」ボタンをクリックして出品を完了します。
      • エレメント出品1-3のスクリーンショット
      • 出品完了時には、ご登録のメールアドレスへ出品通知が送信されます。出品内容をご確認ください。

      ー約定通知についてー

      • 出品したエレメントの取引が成立した際には、ご登録のメールアドレスに通知が届きます。販売代金は、取引手数料を差し引いた金額が出品時に設定した売上送金先アドレスに送金されます。
      • 売上金はPOLまたはWETH(時価換算)で支払われ、取引成立時に即時処理されます。ただし、ネットワークの混雑やガス代の状況により支払いが遅延する可能性があります。
2-2 サポーター向けガイド

サポーターはエレメントの取得・ミントを通じてSDGsプロジェクトを応援する役割を担います。エレメントをプロジェクトにミントすることで、プロジェクトトークン(PT)を獲得します。

  1. 1.エレメントの購入

    サスティナプラスでは、エレメントの運用を通じて様々なSDGs活動を支援し、そのプロジェクトに応じて様々なサービスや特典、権利を得ることができます。以下では、マーケットプレイスでエレメントを購入する手順をご案内します。

    ※マーケットプレイスのご利用(購入代金の支払い)には、事前にステップ1-1-2「ウォレット接続」が必要です。

    1. トップページのサポーターメニューから「エレメント」ボタンをクリックし、マーケットプレイスに遷移します。
    2. エレメント購入1
    3. 商品リストが表示され、出品されている様々な種類のエレメントを閲覧できます。ページ上部の検索機能を活用して、お探しのエレメントを見つけてください。
    4. エレメント購入2
    5. 購入したいエレメントの「購入する」ボタンをクリックするか、複数まとめて購入する場合は「カートに追加」ボタンをクリックしてください。
    6. 確認ページに遷移後、購入内容を確認し、決済通貨(POLまたはWETH)を選択します。問題がなければページ下部の「購入」ボタンをクリックして決済プロセスに進みます。
    7. エレメント購入3
    8. MetaMaskの決済確認画面が表示されたら、決済金額(ガス代含む)を確認し、問題なければ「確認」ボタンをクリックし購入代金の支払いを承認します。
    9. エレメント購入4
    10. 決済が正常に完了すると、「ご利用ありがとうございます。エレメントを購入しました」と表示されます。
    11. エレメント購入5
    12. 購入したエレメントはエレメント・インベントリのリストに追加されます。これで、エレメントの出品やミントなどの運用が可能になります。

    ※購入したエレメントの出品方法については、ステップ2-1-4「エレメントの出品」をご参照ください。

  2. 2. プロジェクトを探す

    ープロジェクトページの解説ー

    本プログラムにおけるプロジェクトは、ホスト(プロジェクトの実施主体)がSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中から特定の目標を選定し、その達成を目指して実施する様々な活動や取り組みを指し、これらの詳細はホストによって本プログラムに登録され、プロジェクトページを通じて公開されています。

    以下では、プロジェクトのページの見方や、登録されたプロジェクトの検索方法を解説します。

    1. プロジェクトページへのアクセス:トップページのサポーターメニューセクションから「プロジェクトホーム」ボタンをクリックします。
    2. プロジェクトを探す1
    3. プロジェクトホームの解説:プロジェクトホームでは、プロジェクトの検索コンソールの他、本プログラムに登録されている様々なプロジェクトを掲載しています。上から「ピックアップ」セクションではタイムリーな注目プロジェクトを紹介しており、「ランキング」セクションではPTの発行数に応じたランキングでトップ6位までを紹介しています。また、「プロジェクトNEW」セクションでは、最新の登録プロジェクトを紹介しています。
    4. 詳細ページの見方:各プロジェクトをクリックすると詳細ページに遷移します。詳細ページでは、当該プロジェクトの様々な情報が掲載されており、以下の情報が含まれます。
      • Total Issued: これまでに発行されたプロジェクトトークン(PT)の発行数
      • プロジェクトランク: PTの発行数に基づいて、以下の条件により設定されます。
        ランク PT発行数の条件
        ダイアモンド 1,000,000以上
        プラチナ 100,000以上、1,000,000未満
        ゴールド 10,000以上、100,000未満
        シルバー 1,000以上、10,000未満
        ブロンズ 100以上、1,000未満
        ウッド 100未満
      • シンボル: プロジェクトの識別コードです。ミント時に指定する必要があります。
      • SDGs分類: 対象のプロジェクトに設定されている、SDGs17の目標と169のターゲット分類です。
      • サポーター特典:プロジェクトで提供される特典で、固定と変動の2種類に分類されます。固定特典は一度設定された内容が変更されないもの(例:会員証、予約券、コンサートチケット)で、変動特典はプロジェクトの進行に応じて特典の内容が変わるもの(例:割引券(割引率)、クーポン(内容)、プロジェクトの進捗に応じた特典の拡充または廃止など)です。
        特典を受け取るには、プロジェクトトークンが必要です。特典によって必要なPT数が異なったり、他にも条件が存在する場合がありますので、特典内容の条件を事前にしっかり確認しておきましょう。
      • PT発行状況: 現在までのプロジェクトトークンの発行状況の他、当該プロジェクトに発行数制限が設定されている場合は、発行限度数と残数(現時点での発行可能数)を示しています。
      • 募集期間: 当該プロジェクトのミント可能期間を示しています。期間限定プロジェクトなどに設定される場合があります。
      • 公式サイト: ホストの公式サイト(外部リンク)です。
      • その他の関連リンク: ホストが運用するSNSリンク等が掲載されます。

    ープロジェクトの検索方法ー

    プロジェクトホームページ上部の検索セクションから、プロジェクト属性やその他の条件を指定して目的のプロジェクトを検索できます。以下にその方法を詳細に解説します。

    プロジェクトを探す2
    1. プロジェクト属性の利用:検索セクションにある各プロジェクト属性ボタンを押すと、関連するSDGs目標に絞ったプロジェクトリストが表示されます。プロジェクト属性とそれに関連するSDGs目標は次のとおりです:
      • 人間 (People): 目標1~6
      • 豊かさ (Prosperity): 目標7~11
      • 地球 (Planet): 目標12~15
      • 平和 (Peace): 目標16
      • パートナーシップ (Partnership): 目標17
    2. その他の検索条件:「その他の条件検索」リンクをクリックすると検索ページに遷移します。検索条件を選択または入力し、検索ボタンを押すと、検索結果が表示されます。検索は以下のカテゴリーで可能です:
      • SDGs目標・ターゲットから探す
      • シンボル・プロジェクト名で検索

      これらの検索カテゴリーは独立しており、同時に複数のカテゴリーで検索することはできません。

    3. プロジェクトを探す3

    検索結果からプロジェクトを選択すると、そのプロジェクトの詳細ページに遷移します。

  3. 3. ミント(プロジェクトトークンの取得)

    ミントとは、選択したエレメントにプロジェクト情報を付加し、ブロックチェーンに登録するプロセスです。 ミントによって、プロジェクトトークン(Non-Fungible Token, NFT)が発行され、支援の証としてサポーターに付与されます。

    ーミントにあたってー

    • ウォレットの接続:ミントを行うには、事前にステップ1-1-2「ウォレット接続」が必要です。

    • ガス代(手数料)の準備:ミントにはトランザクション手数料としてPOL(Polygon)が必要です。POLを保有していない場合は、POL取扱い暗号通貨取引所でアカウントを作成し、POLを購入してMetaMaskウォレットに送金します。

    ーミント操作手順ー

    1. お使いのブラウザの拡張機能からMetaMaskを開き、本サイトとの接続を許可します。または、ヘッダーのウォレットアイコンを押して本サイトをメタマスクに接続します。
    2. ミント1
    3. サポーターメニューの「ミント」ボタンを押して、エレメント・インベントリに遷移します。
    4. ミントしたいエレメントを選択し、「ミント」ボタンを押し、モーダルを表示させます。
    5. モーダル内の各フィールドに、任意のプロジェクトシンボル、特典選択※1、およびアクセスコード※2を入力し、「確認画面へ進む」ボタンを押します。 特典を指定する場合、対象特典の必要PT数と選択エレメントの数を一致させる必要があります。
    6. ミント2

      ※1 プロジェクトシンボル:

      プロジェクトを識別するコードで、各プロジェクトの詳細情報からご確認いただけます。特典が設定されているプロジェクトについては、ご希望の特典を選択してください。

      ※2 アクセスコード:

      発行されたプロジェクトトークンの保有者であることを確認するためのパスワードです。プロジェクトの特典などを受ける際に入力を求められる場合があります。設定したアクセスコードは第三者に絶対に開示しないでください。

      ※プロジェクトによっては、特典選択が必須となる場合があります。

    7. ミント内容の確認画面に遷移したら内容を確認し、問題なければ「ミント実行」ボタンを押します。
    8. ミント3
    9. MetaMaskが自動的に開いたら、表示されたガス代(見積)を確認後、「確認」ボタンを押すと、トランザクション(ミント処理)が実行されます。このトランザクションには数分かかる場合があります。
    10. トランザクションが承認されると、MetaMaskから「トランザクション完了」という通知が表示されます。その後、自動的にデータベースが更新され、完了すると本サイト上に「プロジェクトトークンが発行されました。」というメッセージが表示されます。これでミントプロセスは完了です。
    11. ミント4

    ミントプロセスを完了すると、プロジェクトトークンは自動的に「マイコレクション」に追加され、その詳細を確認することができます。

  4. 4.マイコレクション

    マイコレクションでは、保有するプロジェクトトークン(PT)の確認が行えるほか、以下の機能がご利用になれます。なお、本機能のご利用にあたっては、「ウォレット接続」が必要です。

    1. 保有PTの確認とメタ情報を確認する
      1. サポーターメニューセクションの「マイコレクション」ボタンを押し、マイコレクションページに遷移します。このページでは、プロジェクトごとに整理されたPTを確認できます。各プロジェクトのカードコンテナをクリックすると、関連するトークンの一覧が表示されます。
      2. 各PTカードに表示されている「ロゴ」を押すと詳細ページに遷移しメタ情報を確認することができます。
    2. マイコレクション1
    3. プロジェクトトークンQRの表示
      1. QRコードは、プロジェクトの特典を利用する際に必要となる場合があります。例えば、あるプロジェクトのミント特典が、イベントチケットであった場合、会場のゲートでQRコードをスキャンして入場する場面などです。
      2. 対象のPTカードの「QR」ボタンを押すと、QRコードが表示されるので、必要によりホスト側に提示します。※本人確認のため、アクセスコードの入力が求められることがあります。
    4. アクセスコードの変更
      1. プロジェクトトークンの所有権が移転(マーケットプレイスでの売買など)した場合、アクセスコードは自動的にリセットされます。新しい保有者は、次の手順でアクセスコードを設定する必要があります。この手順は、アクセスコードを忘れた場合の再設定にも適用されます。
        1. 対象のPTカードの「アクセスコード変更」リンクを押します。
        2. ダイアログが表示され、「アクセスコード変更のためのリンクを登録メールアドレスに送信します。」と表示されるので、確認後「OK」を押します。
        3. メールで送られたリンクをクリックし、新しいアクセスコード(英数字含む8文字以上)を入力後、「アクセスコード変更」ボタンを押します。
        4. 変更が完了すると、マイコレクションページに自動的に遷移し、「アクセスコードが変更されました」と表示されます。これでアクセスコードの変更は完了です。
      2. マイコレクション2
    5. プロジェクトトークンの出品
      1. 取得・購入したプロジェクトトークンは、本サービス内のマーケットプレイスで他の参加者に対して出品・販売することができます。出品手順は以下の通りです。
        1. マイコレクションページにアクセスし、対象のプロジェクトカードを選択します。
        2. 選択したプロジェクトのトークンリストから、出品するプロジェクトトークンの「出品」ボタンをクリックします。
        3. 出品価格をPOL(暗号通貨)で設定し、「出品する」ボタンを押してガス代の支払い画面に進みます。
        4. 表示されたMetaMask画面でガス代の支払いを行います。支払いが完了し、「プロジェクトトークンを出品しました」と表示されれば、マーケットプレイスへの出品は完了です。
      マイコレクション3

      ー留意事項ー

      • 出品したプロジェクトトークンの取引が成立した際には、ご登録のメールアドレスに通知が届きます。販売代金は、取引手数料を差し引いた金額が出品時に設定した売上送金先アドレスに送金されます。
      • 売上金はPOLまたはWETH(時価換算)で支払われ、取引成立時に即時処理されます。ただし、ネットワークの混雑やガス代の状況により支払いが遅延する可能性があります。
      • プロジェクトトークンは、出品を取り消す際にもガス代の支払いが必要です。
  5. 5.プロジェクトトークンの購入

    サスティナプラスでは、プロジェクトトークンの購入を通じて、SDGs関連プロジェクトの支援が可能です。プロジェクトトークンを購入することで、特定の商品やサービス、優待を受ける権利を得られる場合があります。以下に、プロジェクトトークンの購入手順をご案内します。

    ※プロジェクトトークンの購入には、事前に「ウォレット接続」が必要です。

    1. トップページのサポーターメニューから「プロジェクトトークン」ボタンをクリックし、マーケットプレイスに移動します。
    2. プロジェクトリストが表示されるので、希望するプロジェクトトークンが属するプロジェクトを検索してクリックすると、出品されているプロジェクトトークンの一覧が表示されます。購入を希望するプロジェクトトークンの「購入する」ボタンをクリックするか、複数まとめて購入する場合は「カートに追加」ボタンをクリックしてください。
    3. 確認ページに遷移後、購入内容を確認し決済通貨(POLまたはWETH)を選択します。問題がなければ「購入」ボタンをクリックして決済プロセスに進みます。
    4. プロジェクトトークン購入1
    5. MetaMaskの決済確認画面が表示されるので、決済金額(ガス代を含む)を確認し、「確認」ボタンをクリックして購入代金の支払いを承認します。
    6. 決済が完了すると、「プロジェクトトークンを購入しました」と表示され、購入手続きが完了します。
    7. 購入したプロジェクトトークンは、マイコレクションに追加され、各種機能をご利用いただけます。
    8. ※プロジェクトトークンの出品方法については、ステップ4-1-5「プロジェクトトークンの出品」をご参照ください。

      【ご注意】公式マーケットプレイス以外でのトークン移転について

      エレメントやプロジェクトトークンの売買は、公式マーケットプレイスでのみ行うことが義務付けられており、 これに違反する外部での売買行為は規約違反です。
      公式マーケットプレイス外での取引を持ちかける行為は規約違反であると同時に詐欺行為である可能性が極めて高いため、、絶対に応じないでください。


      ⚠ 公式マーケットプレイス外での移転リスク
      • 詐欺やトラブルのリスク: 公式マーケットプレイスを介さない取引は、システム的な保証が一切なく、安全性が確保されません。詐欺、偽装、取引条件の不履行などの被害を受ける可能性が極めて高くなります。
      • 回復不能リスク: 公式マーケットプレイスを利用しない移転であっても、トランザクションはブロックチェーンに記録され、所有者の変更は不可逆的に確定します。そのため、詐欺や誤送信などの問題が発生しても、取り消しや返還はできません。
      • 特典・権利が無効になる可能性: 公式マーケットプレイスを介さない移転が規約違反と判明した場合、当該トークンの特典・権利は無効化(Burn)されます。
      • サポート対象外: 公式マーケットプレイスを利用しない取引において発生したトラブル(詐欺・支払い不履行・権利消失など)について、当社およびホストは一切の責任を負いません。いかなる場合も、当事者間で解決していただく必要があります。

      ✅ 安全な取引のために

      安心・安全な取引を行うため、 必ず 公式マーケットプレイス をご利用ください。
      また、相続や贈与などの無償の個人間移転の場合であっても、上記リスクを十分に理解した上で、実施していただくようお願いいたします。

2-3 ホスト向けガイド

ホストは、SDGsの達成を目指してプロジェクトを提案・実行する主体です。個人や企業など、誰でもホストになることができ、持続可能な社会の実現に向けて具体的な取り組みを行います。

  1. 1.プロジェクト登録

    プロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中からテーマを選び、その達成を目指して取り組む活動です。法人・個人を問わず、誰でもホストとして自由にプロジェクトを立ち上げ、登録できます。

    ※各種イベントの開催や経済活動等による環境への影響をオフセットする目的で、それらのイベントをプロジェクトとして登録することも可能です。

    以下では、プロジェクト(SDGs活動)を本プログラムに登録する手順をご案内します。

    1. トップページのホストメニューから「プロジェクト登録」ボタンを押し、新規プロジェクト登録フォームに遷移します。
    2. フォームが表示されたら、以下の内容に従って各項目を入力します。
      1. 基本情報
        • プロジェクト名: 任意のプロジェクト名称を入力してください。
        • シンボル: プロジェクトを識別するためのユニークなコード。半角英字(大文字)4桁で設定してください。
        • SDGs目標: プロジェクトのSDGs目標を選択してください。プロジェクトの活動目的に即したSDGs目標である必要があります。
        • ターゲット: プロジェクト活動における主なターゲット、または関連するターゲットを選択してください。
        • プロジェクト概要: プロジェクトの目的と活動内容の要約を記載してください。
        • プロジェクト詳細: プロジェクトの具体的な計画、活動内容、対象者、期待する効果など、詳細な活動情報を記載します。
      2. 特典情報
        • 特典のタイプ: プロジェクトで提供する特典のタイプを「固定」または「変動」から選択します。特典を設定しない場合は「特典なし」を選択してください。
        • プロジェクト特典には、「固定」と「変動」の二つのカテゴリーがあります。

          「固定特典」は、特定のコンサートチケットや期間限定のサービス券など、目的と内容が明確でプロジェクトの進捗や状況に左右されない特典の場合に選択します。

          一方、プロジェクトの進展に応じて特典の内容を柔軟に変更したい場合は、「変動特典」を選択します。これには、プロジェクトの成功に伴う特典の拡充や、不測の事態による特典の廃止が含まれます。

          ※固定特典の利用例:(一回限りの使い切り特典や、継続的な会員資格を付与する特典など))

          • 会員証(メンバーズ会員カード機能等)
          • 予約券
          • コンサートやイベント等のチケット

          ※変動特典の利用例:(主に将来にわたるプロジェクトトークンの価値向上に取り組みたい場合など)

          • 変動制の割引券・クーポン
          • プロジェクトの進捗や業績に応じて特典内容を拡充または縮小する可能性がある場合
          • 季節や期間、その他の条件によって特典内容を変更したい場合
        • 特典名: 特典を識別する名称を入力してください。
        • 必要PT数: 特典のミントに必要なエレメント数を設定します。エレメントをミントすると、同数のプロジェクトトークンが発行され、サポーターに付与されます。
        • 発行上限: 特典を紐づけるプロジェクトトークンの最大発行数を設定することで、当該特典の提供数を制限することができます。上限を設けない場合は空欄としてください。
        • 重要
          特典を設定した場合、サポーターはミント時に必ず特典を選択する必要があります。

          必要PT数が 2以上の場合、発行されたプロジェクトトークンは不可逆的にグループ化され、グループトークンとして扱われます。

          特典が未設定のプロジェクトでは、1エレメントごとにクラシックトークン※が発行されます。

          クラシックトークンの保有数に応じて特典や優待を提供する場合は、「プロジェクト詳細」に具体的な提供条件を明記してください。

          「必要PT数」以外の提供条件(例:特定のトークンID、ミント期間など)を設ける場合は、当該条件を「特典内容」または「プロジェクト詳細」に必ず明記してください。

          ※クラシックトークンは、特典情報を持たないベーシックなプロジェクトトークンです。特典情報を持たないため、必要PT数や発行上限は設定できず、シングルトークンとして扱われます。

        • 特典内容: 特典の内容を詳しく説明します。「必要PT数」以外の提供条件を設定する場合は、その詳細も必ず明記してください。
        • 提供方法: 特典の提供方法と手順を記載します。
        • 特典の提供方法については、内容に応じて受渡しや利用方法を明記してください。

          例えば、来店型の特典として物品やサービスを提供する場合は、マイコレクションページから表示できる トークンのQRコード※や対象のトークンリスト画面を来店時にスタッフに提示する方法などを記載します。

          また、チケットなどの入場券の場合は、ゲートで提示したり、専用のスキャナーにかざしたりすることが一般的です。

          一方、非来店型の場合は、トークンIDとアクセスコード(パスワード)を入力してオンラインで 特典を利用できるなど、実際に特典を受けとる方法を具体的に明記すると良いでしょう。

          各種プロジェクトの内容や特典の特性に応じて、対応可能な提供方法を設定してください。

          QRコードにはプロジェクトトークンのデータが含まれています。 近日リリース予定の専用アプリでは、ホスト向けに特典の真正確認や利用データの管理機能が無料で提供される予定です。 加えて、APIでも同様の機能が提供される予定で、ホストが独自のアプリケーションに本機能を統合することが可能になります。

      3. ミント制限
        • PT発行可能総数: PT発行可能総数に上限を設ける場合は、その最大数を設定してください。
          この設定は、プロジェクト全体のPT発行数を制限したい場合に使用します。発行数が上限に達すると、特典ごとの発行上限に関係なく、新規ミントができなくなります。
          なお、この設定は登録後も変更可能で、プロジェクトの進捗に応じて上限を引き上げたり、撤廃することができます。
        • 有効期間: 対象プロジェクトでミントの受付期間を設定したい場合に使用します。この設定は登録後に変更できません。
          例えば、期間限定プロジェクトでは、開始日と終了日を設定することで、ミントできる期間を事前に指定できます。
          また、開始日だけを設定すれば、プロジェクトの開始予約が可能です。終了日のみを設定して、ミント期限を設けることもできます。
      4. ロゴ情報
        • プロジェクト・ロゴ: プロジェクトを象徴するロゴ画像をアップロードします。この画像は発行されるPTのロゴとして使用されます。
        • アイキャッチ画像: プロジェクトの雰囲気を伝える画像を設定します。この画像はプロジェクト詳細ページの概要欄に表示されます。
        • バナー画像: プロジェクトを宣伝するためのバナー画像を設定します。
      5. ホスト情報
        • プロジェクトURL: プロジェクトの公式サイトやホストの詳細情報が確認できるURLを設定してください。これにより、ユーザーは詳細ページからプロジェクトの公式情報にアクセスできます。
        • 外部リンク: プロジェクトに関連するSNSリンク等を最大3つまで設定できます。
    3. 入力が完了したら、「確認ページへ進む」ボタンを押してください。
    4. 確認ページで入力内容を確認し、必要に応じて「修正」ボタンで入力内容を修正します。
    5. 内容に問題がなければ「登録」ボタンを押して登録処理を完了させてください。
    6. 「プロジェクトが登録されました」と表示されると、プロジェクトの登録が完了です。登録されたプロジェクトは本サービスサイトの「プロジェクトホーム」に即日公開されます。
  2. 2.プロジェクト管理(編集・休止・ランク)

    登録完了後のプロジェクトは、「マイプロジェクト」ページから管理できます。このページでは、プロジェクトの確認、編集、休止、再開などの操作が可能です。以下に主要な機能と使用方法を説明します。

    1. プロジェクトの編集
      1. アクセス方法: プロジェクトホームのメニューバーからマイプロジェクトを選択します。
      2. 操作手順:
        1. マイプロジェクトページにアクセスすると、登録済みのプロジェクト一覧が表示されます。
        2. 編集したいプロジェクトのカードにある「編集」ボタンをクリックします。
        3. プロジェクト編集ページへ遷移後、既存の登録情報が入力されたフォームが表示されます。
        4. 編集を希望する項目の内容を更新します。編集しない項目は変更不要です。
        5. 全項目の編集が完了したら、ページ下部にある「プロジェクト更新」ボタンをクリックします。
        6. 確認メッセージが表示されたら、「OK」を選択して変更を確定します。
      3. 更新後、詳細ページが表示され、「プロジェクトが更新されました」とのメッセージが表示されれば、更新は成功です。エラーが発生した場合は、エラーメッセージに従って、必要な修正を行ってください。

    2. プロジェクトの休止・再開

      本機能は、やむを得ない理由によりミントの受付を停止せざるを得ない状況になった場合にミントの受付を手動で休止および再開するための機能です。休止および再開の際は、サポーターが変更の理由と状況を適時に把握できるよう、公式サイトやSNSを通じて適切に情報を提供することが求められます。

      1. 休止の設定:
        1. 「マイプロジェクト」ページから、休止したいプロジェクトのトグルスイッチ(稼働中)を操作すると、プロジェクトは非アクティブ状態(休止中)に切り替わります。
        2. トグルスイッチを「非アクティブ」に切り替えると、プロジェクトは休止中と表示され、新規ミントの受付が停止されます。
      2. 再開の設定:
        1. 再開したいプロジェクトのトグルスイッチ(休止中)を操作します。
        2. トグルスイッチを「アクティブ」に切り替えると、プロジェクトが再び稼働中と表示され、新規のミント受付が再開されます。
    3. プロジェクト管理1
    4. プロジェクトランク:

      プロジェクトランクは、プロジェクトトークン(PT)の発行数に基づいて設定・公開されます。ランクが上がると、プロジェクトのミント報酬やロイヤリティ(二次流通報酬率)が優遇されます。

      ランク PT発行数の条件
      ダイアモンド 1,000,000以上
      プラチナ 100,000以上、1,000,000未満
      ゴールド 10,000以上、100,000未満
      シルバー 1,000以上、10,000未満
      ブロンズ 100以上、1,000未満
      ウッド 100未満
  3. 3.プロジェクト報酬

    プロジェクト報酬は、プロジェクトの推進と持続的発展を支えるため、サポーターの活動やプロジェクトトークンの取引に応じてホストに支払われる報酬です。プロジェクト報酬は、「ミント報酬」と「ロイヤリティ」の2つに分類されます。

    1. 報酬の確認方法
      1. アクセス方法: プロジェクトホームのメニューバーからマイプロジェクトを選択します。
      2. マイプロジェクトページの「プロジェクト報酬」タブをクリックします。
      3. 当該ページでは、ミントおよびロイヤリティのそれぞれの報酬を確認でき、対象年月シンボルで絞り込みが可能です。
      4. ページ下部の報酬明細テーブルにて、ミントとロイヤリティのタブ分けされた表示により、各ミントおよびPTの取引ごとの詳細を確認できます。
    2. ミント報酬
      1. ミント報酬は、サポーターがプロジェクトをミントした際にホストへ支払われるインセンティブで、ミント時のプロジェクトランクに基づいて算定されます。
      2. 報酬の算定と支払い:
        1. サポーターがミントを実行すると、プログラムがミント実行時点のプロジェクトランクを確認します。
        2. 該当ランクの報酬額(法定通貨「円」)が、暗号通貨(POL)に時価換算され、報酬として算定されます。
        3. 算定されたミント報酬はホストがプロジェクト登録時に設定したウォレットアドレスに送金されます。
      3. 報酬額:

        各プロジェクトランクに対応するミント報酬額(1PTあたりの金額)は以下の通りです。

        ランク 報酬額 (単位: 円)
        ダイアモンド 380
        プラチナ 375
        ゴールド 365
        シルバー 350
        ブロンズ 330
        ウッド 300
    3. ロイヤリティ
      1. ロイヤリティは、プロジェクトトークンがマーケットプレイスで取引された際に、取引価格とプロジェクトランクに応じたロイヤリティ率を基に算定されます。
      2. ロイヤリティの算定と支払い:
        1. プロジェクトトークンが取引された際、取引価格に基づき取引成立時点のプロジェクトランクに応じたロイヤリティ率が適用されます。
        2. 適用されたロイヤリティ率に基づきロイヤリティ額が算定され、購入者が選択した暗号通貨(POLまたはWETH)で支払われます。
        3. 算定されたロイヤリティはホストがプロジェクト登録時に設定したウォレットアドレスに送金されます。
      3. ロイヤリティ率:

        各プロジェクトランクに対応するロイヤリティ率は、次の通りです。

        ランク ロイヤリティ率 (%)
        ダイアモンド 8.25%
        プラチナ 8.0%
        ゴールド 7.75%
        シルバー 7.5%
        ブロンズ 7.25%
        ウッド 7.0%
  4. 4.API

    本APIは、ホストが特典提供時にサポーターから提示されたプロジェクトトークン(NFT)のQRコードを通じて、対象NFTの所有権および関連情報をブロックチェーンにリアルタイムで照会する機能を提供します。 これにより、ホストは既存のPOS(会計)システムや独自アプリケーションから、安全かつ迅速にNFT所有権の検証および特典内容等の確認を行い、特典提供時の認証業務を効率化できます。
    以下では、APIキーの取得方法や具体的な呼び出し手順について解説します。

    1. APIキーの取得
      1. まず、マイプロジェクトページにアクセスします。
      2. プロジェクト一覧が表示されたら、APIキーを確認したいプロジェクトカードの「詳細」ボタンをクリックします。
      3. 管理者向けのプロジェクト詳細ページが表示され、その中にAPIキーが表示されます。
        例) APIキー: a1b2c3d4e5f6g7h8i9j0k1l2m3n4o5p6q7r8s9t0u1v2w3x4y5z6a7b8c9d0e1f
      4. APIキーの右側に表示されているコピーアイコンをクリックすると、クリップボードにコピーされます。コピーしたAPIキーは、外部に漏洩しないよう大切に管理してください。

      ※ APIキーはプロジェクトごとに発行されており、複数のプロジェクトを運営する場合、それぞれ異なるAPIキーが割り当てられます。

      APIキー表示例(管理者向け詳細ページ内)▼

      管理者専用情報
    2. APIのエンドポイント

      本サービスのAPIは、以下のエンドポイントを通じてNFTの真正確認を行うことができます。

      Base URL
      エンドポイント詳細
      エンドポイント HTTPメソッド 説明
      /verify_nft POST QRコード情報を用いてNFTの真正性を確認します。
      リクエストヘッダー
      キー 説明
      X-API-KEY プロジェクト専用のAPIキー APIキーの認証に使用されます。
      必須項目
      Content-Type application/json リクエストデータ形式。
      必須項目
      リクエストボディ
      パラメータ名 必須 説明
      encoded_data string (Base64) 必須 QRコード情報をBase64エンコードした文字列
      action string 任意

      使用カウントを操作したい場合に指定可能なパラメータ。

      • use: usage_count を +1
      • cancel: usage_count を -1 (0未満にはならない)
      • 省略: カウント操作なし
      レスポンスボディ
      キー 説明
      success boolean API呼び出しが成功したかどうかを示します。
      isAuthentic boolean NFTが真正であるかを示します。
      message string 処理結果やエラーメッセージ
      token_id integer NFTのトークンID
      wallet_address string NFT所有者のウォレットアドレス
      project_code string プロジェクトコード
      project_name string プロジェクト名
      benefit_bundle_code string 特典バンドルコード
      benefit_name string 特典名
      usage_count integer 使用カウント。
      action="use" の場合は +1、"cancel" の場合は -1(下限0)した値が返ります。
      未指定の場合は更新されません。
      レスポンス例(成功時 - シングルトークン)
      
                                  {
                                      "success": true,
                                      "isAuthentic": true,
                                      "message": "Token verified successfully",
                                      "wallet_address": "0xABC...123",
                                      "token_id": 101,
                                      "project_name": "プロジェクト名",
                                      "benefit_name": "特典名",
                                      "usage_count": 3
                                  }
      レスポンス例(成功時 - グループトークン)
      
                                  {
                                      "success": true,
                                      "isAuthentic": true,
                                      "message": "Group tokens verified successfully",
                                      "wallet_address": "0xABC...123",
                                      "benefit_bundle_code": "XXXX-XXXX",
                                      "token_ids": [101, 102],
                                      "benefit_name": "特典名",
                                      "usage_count": 5,
                                      "project_name": "プロジェクト名"
                                  }
      レスポンス例(否認時 - 所有権確認失敗)
      
                                  {
                                      "success": false,
                                      "isAuthentic": false,
                                      "message": "On-chain balance check failed"
                                  }
                                  

      以上のパラメータ仕様を理解し、適切にリクエストを送信してください。

    3. APIの呼び出し方

      APIを利用する際には、取得したAPIキーをリクエストヘッダーに含めて送信します。以下はNFTの真正確認を行うためのリクエスト例です。

      Pythonサンプルコード

      
                                  import requests
                          
                                  BASE_URL = "https://sustina-plus.jp/api/v1/external"
                                  API_KEY = "コピーしたAPIキーを貼り付けてください"
                                  
                                  headers = {
                                      "X-API-KEY": API_KEY,
                                      "Content-Type": "application/json"
                                  }
                                  
                                  # Base64エンコードしたQRコード情報等を "encoded_data" に設定
                                  payload = {
                                      "encoded_data": ""
                                  }
                                  
                                  endpoint = f"{BASE_URL}/verify_nft"
                                  
                                  response = requests.post(endpoint, headers=headers, json=payload)
                                  
                                  if response.status_code == 200:
                                      data = response.json()
                                      print("NFT真正確認結果:", data)
                                  else:
                                      print("エラー発生:", response.status_code, response.text)
                                  

      JavaScript(Fetch API)サンプルコード

      
                                  const BASE_URL = "https://sustina-plus.jp/api/v1/external";
                                  const API_KEY = "コピーしたAPIキーを貼り付けてください";
                                  
                                  // Base64エンコードしたQRコード情報等を "encoded_data" に設定
                                  const payload = {
                                  encoded_data: ""
                                  };
                                  
                                  fetch(`${BASE_URL}/verify_nft`, {
                                  method: "POST",
                                  headers: {
                                      "X-API-KEY": API_KEY,
                                      "Content-Type": "application/json"
                                  },
                                  body: JSON.stringify(payload)
                                  })
                                  .then(response => {
                                      if (!response.ok) {
                                      throw new Error(`APIエラー: ${response.status}`);
                                      }
                                      return response.json();
                                  })
                                  .then(data => {
                                      console.log("NFT真正確認結果:", data);
                                  })
                                  .catch(err => {
                                      console.error("エラーが発生しました:", err);
                                  });
                                  

      上記のPythonコードでは、X-API-KEY ヘッダーにAPIキーを設定し、POSTメソッドで/verify_nftにリクエストを送信します。

      レスポンスのHTTPステータスコードが200であれば成功としてデータを表示し、それ以外の場合はエラーメッセージを表示します。

      JavaScriptサンプルコードでも同様に、Fetch APIを用いてリクエストを送信し、レスポンスが成功かどうかを判定しています。

      encoded_data には、QRコードのデータをBase64エンコードした文字列を設定してください。

    4. APIキー管理の注意点
      • APIキーは機密情報です。ソースコードの公開リポジトリや第三者が閲覧可能な場所に記述しないでください。
      • 万が一APIキーが漏洩したり、不正利用が疑われる場合は速やかにキーを変更し、サポートへ連絡してください。
      • システムで複数人がAPIキーを共有する場合は、各プロジェクトの運用ルールを明確にし、アクセス権限管理を厳密に行うことを推奨します。
    5. トラブルシューティング

      APIが正常に動作しない場合は、以下の点を確認してください。

      • APIキーが正しいものか(誤って他のプロジェクトのキーを使用していないか)
      • Base URLやエンドポイントのURLに誤りがないか
      • HTTPメソッドがPOSTになっているか
      • encoded_dataに必要な情報が正しく含まれているか
      • QRコードが有効期限内(生成から5分以内)であるか(有効期限を過ぎた場合はエラーが発生します)
      • APIキーが無効または削除されていないか
      レスポンス例(エラー時)
      
                                  {
                                      "success": false,
                                      "message": "Invalid API key"
                                  }
                              
                                  {
                                      "success": false,
                                      "message": "No 'encoded_data' provided"
                                  }
                              
                                  {
                                      "success": false,
                                      "message": "Invalid QR data structure"
                                  }
                              
                                  {
                                      "success": false,
                                      "isAuthentic": false,
                                      "message": "QR code expired (over 5 minutes)"
                                  }
                                  

      上記のエラー例では、以下の原因が考えられます:

      • APIキーが無効、削除されている、または誤っている
      • リクエストボディにencoded_dataが含まれていない
      • QRコードデータ構造が不正(フォーマットエラーなど)
      • QRコードが発行されてから5分以上が経過している

      上記以外のエラーが発生した場合や原因が特定できない場合は、サポートまでご連絡ください。